墨入れ・デカール貼りまで進み、いよいよ作業は佳境。トップコートしていきます。
トップコートとは、クリアな塗料を塗ることです。パーツの塗装や墨入れ・デカールをコーティングしてその表面を保護することが目的です。また、全体に同じコーティングを施すことで、ツヤの統一感を出すことができます。なくても成立する作業ではありますが、行うと効果を感じることが出来る作業です。
- 環境を準備する
- 塗っていきます
- 乾かす。地道に待つ
環境を準備します
私はこの作業を筆塗りしたことはなく、エアブラシでの作業となります。
ツールの準備としては、エアブラシの道具一式をそろえます。前回エアブラシで作業した内容と同じです。もう一つ肝心の塗料の方ですが、私はラッカー系のものを使用しています。
GSIクレオスさんの、
Mr.カラーGX 光沢 スーパークリアー3 UVカット (GX112)
Mr.カラーGX つや消し スーパークリアー3 UVカット (GX113)
この二つを1:2で調合。光沢の方が1でつや消しの方が2。
そして調合したものをこれまた1:2で薄めます。塗料が1でうすめ液を2です。
私はこれを今でも愛用している解説本から学びまして、それ以来この配合を使っています。
私は今回こちらを多めに作って保管することにしました。
つや消しをまるっと一本使用。光沢は一本の半分を。これらを混ぜ合わせます。これで1:2ですね。
あまりジャスト半分にこだわることもないとは思いますが、一本18mlですので、半分は9mlとなりますね。小さじが5mlですので、半分がイメージしにくい人は小さじ二杯が10mlだを利用して、9mlをイメージすると良いかなと思います。


そしてこれをうすめ液で1:2に薄めます。私は調合に塗料皿の大きいものを使用していますが、これをあと二つ用意しまして、各々塗料と同じくらいのうすめ液を入れまして、それを合わせて作っています。
ちなみに使用したうすめ液はこちらです。こちらもGSIクレオスさんの、
レベリングうすめ液(T108)
注意点としましては、この配合で進めますと結構な量の塗料が出来上がります。理論上は、
18ml+9ml+18ml+18ml=63ml
となりますので、それなりの保存容器が必要です。私は今回はGSIクレオスさんのこちらの瓶を使用しました。
Mr.スペアボトル特大(SB224)
こちら80ml入ります。こちらもあると便利なグッズですね。
もうひとつ、準備で忘れてはならないのは、パーツに持ち手を付けるですね!
あまりにぐらぐらしていなければ良いと思います。
そして、持ち手が付いたパーツを乾かせるよう、置く台を確保しておきましょう。乾かす場所もほこりの立たない場所が良いかと思います。
置く台と書きましたが、私はダイソーさんで購入した、ネコの爪とぎなるものをちょこっと手を加えて使っています。いわゆる段ボールを積層させたものなんですが、これが100円で気軽に購入でき助かります。普通にプラモデルグッズとしても売っています。例えば、こちらです。
Mr.ペイントステーション(4個入り)
製品番号 : GT68
塗っていきます
昨今の雨不足には困りますが、エアブラシでクリア系を吹くには湿気が多いとまずいので、乾燥した環境はそういう意味では助かります。寒いですが換気をしながら進めていきます。
前回、ホワイトなどを塗った際とほぼ同じような設定で吹きました。機器も変えていません。
・GSIクレオスさんの Mr.リニアコンプレッサーL7 (PS309)
エア圧は0.07MPa付近
・GSIクレオスさんの プロコンBOY WAプラチナ03 Ver.2 ダブルアクション(PS289)
これは表現が難しいですが、比較的太め(細吹きでもない感じ)
私の場合、前回塗装時のハンドピースの掃除が足りないのか、ニードルが調整できなかったり(つまみが回らない)、塗料が出ない(エアしか出ない)みたいなことが何回かあったので、カップに塗料を入れる前にうすめ液を少しだけ入れて、まずそれで試し吹きしてます。これでまずは「きちんと動くな、良かった」と安心してからやってます(笑)。
今回はクリアなので少しわかりにくいですが、写真用光沢紙に試し吹きします。塗面が濡れる感じになる距離感(パーツとの距離)や動かすスピード(ハンドピースを動かすスピード)を少し練習すると良いかなと思います。
準備が整ったら、恐れずどんどん吹き付けしていきましょう。
私は今回一回目の塗りでまあまあできたかなと思えたので、一度塗りです。


前後でツヤ感が下がって落ち着いた感じになっています。
(写真の背景や大きさがそろってなくてごめんなさい)
乾かします。待ちます!
ほこりが付着しないように配慮しつつ、乾かします。私の場合は、数日手が付けられないことが多いので、自然と放置プレイになりますね。
これにて、トップコート塗装は完了です。
次回は、仕上げの組み立てです
これまた色々と反省点はありますが、無事トップコート工程を進められました。
今回は色々と作業の手を抜いたので、トップコートを吹くあたりでは、「ああ、もうちょっときれいにやりたかったなあ」とか思うことがしばしばでした。しかしそれよりも、もうすぐ完成だ、最後まで進められてよかった、という気持ちの方が強い気がします。
今回、「さあ、トップコートを吹くゾ!」と意気込んでいたところに、仕事が急遽入って数日延期、なんてことがありました。私の場合、塗装をするには仕事のある日は難しいので、休日に時間をしっかり確保してやっています。それをひっくり返された感じで、その日はモヤモヤ感でいっぱいでした。こんな感じで今のところは、塗装はその一日で大きなイベントのような扱いになるのです。いつの日にか、イベント感が無くなって、ちょこっとした隙間時間にどんどん気軽に塗装ができるようになると良いのになあ、と思っています。
ひとりごと
先日、恵方巻を食べました。
節分の前には、いろいろなところで「予約受付中!」的なのぼりやポスターなどの宣伝が目に付きましたね。豪勢だったり、美味しそうだったりで、単純に食べたいなあと思ってしまいます。
私は恵方巻を食べる作法を無視して、ただただ美味しくいただきました。福を取り込むために、適切な方角を向いて黙って一気に食べてしまうやり方も知ってはいましたが、そこは個人の好き好きでよいのではと軽く考えています。
恵方巻きを食べ、夕食の片付けをし、少し自由な時間を過ごしたあと、さあ寝ますかという時間になった辺りで、家族が一言「豆まきしてないね。年の数だけ豆食べてない」と言い出しました。あら?豆まきしてませんでしたね。もうすでに豆まき雰囲気ではなかったので、今年の節分は豆まきイベントなしとあいなりました。
私は豆まきイベントも面倒だなあと思う派で、むしろ鬼役やらされずに楽だったなあとか思ったくらいですが。それより気になったのは、豆まきが恵方巻きに取って代わり、節分イベントの主役になりつつあるのでは?と思ったことでした。もちろん、自分の家族構成がもうすでに豆まきで楽しい!みたいな雰囲気ではなくなってきたということもあるかと思います。極端に考えれば、歳を重ね、家に老夫婦二人で暮らしているときに、豆まきするかって言われると豆まきしない気がします。ましてや、一人になったらますますしない。
う~~む。そもそも豆まきは、家族のメンバーにやる気がないと成立しなかったのですね。豆まきにやる気を出す年齢も限定されるでしょうし。
その点、恵方巻きは一人でも・誰でも節分イベントへの参画感が出て、成立するのかも?(それだと、恵方巻イベントを仕掛けた人はすごいやり手だなあと思ってしまいます。)
そういう意味では、我が家は今年豆まきをしませんでしたが、これは我が家の豆まきの終焉だったのかもしれないです。そう思うと、とても淋しいような気がしました。無邪気に豆まきをしていた時のことを思い出したりしました。
「モノより思い出」という有名なキャッチコピーがあります。ここ数年の私の好きな言葉の一つです。豆まきでも恵方巻でも良いのですが、思い出になる何かを面倒くさがらずに取り組んでいくって、どんな年齢になっても大切なんだろうなあと感じました。
なるほど。少しわかった気がしました。
